幼稚園や保育園で公演の時は、飾っているときから、小さな人たちが集まってきて、可愛いねと見入ってくれます。
すぐに誰かがさわりだします。
すると、
「さわっちゃダメでしよ」
近くに大人がいるとたいていそう言います。
でも私は
「いえいえ、優しくさわってね」
とお願いします。
そうすると、たいてい優しくさわってくれます。
でもたまには、
トンボの羽が取れたり、さしてある軸が折れたり、男の子の腕がとれたりします。
なので、
こっそり大人には
「もし壊れたりしたら、叱らないで、オオサワサンの所に連れて来てください。彼が創った人だから」
とお願いします。
「そして、『治してください』と言えば、彼は少し悲しい顔をして、それから、『はいわかりました』と言いますから。そこまででひとつづきです」
と。
そうなんです。
乱暴に扱えば壊れるものもあることを知っている、というのも大事なことだと私は思います。
それを創った人がいて、壊されると大人でも悲しくて、
でも、治せるときもあること、も伝えたい。
小さい人のまわりには「壊れないもの」が準備されがちですけどね。
人形劇団ひぽぽたあむの公演は この旗が目じるし。 |
気になってしょうがない、青いトンボ。 |
あむちゃん。 |
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