そう言い交わす正月がわたしは好きです。
前の年どんなことがあろうとも、新しく朝を迎え、新たな気持ちでことを始める。
リセット!
もちろん、忘れてはいけないことは沢山あるけれど、その事にさえ新たな気持ちで向き合おう、という精神。
そのポジティブさは、先人の知恵として、身に付けたいな、と思うのです。
さて、今年はじめての呟きです。
トイレを出るとき、ペーパーを三角に折りますか?
講演会のしょっぱなに、そう問いかけてから始めることがあります。
子育てについての講演会の時です。
「折るかた」
「折らないかた」
と、手を挙げてもらいます。
そして
「それは何故ですか?」
と再度訊きます。
折るかたは、「次の人が使いやすいように」とか「自分が入った時に折ってあったから」の答えが多い。
次の人のために、ということですね。
同じ質問への、折らないかたの答えが面白い。
「次の人のことなんか考えたことがない」
というかたもいますが、
「いえいえ次の人のことを考えるから折りません」
と。
実は私もこちら派なんですが。
「だって、自分の用を足した直後の手ですよ」
「次の人のことを考えるから、折りません」
「だって失礼でしょ」
と。
そうなんです。
次の人のことを考えて、というところまでは一緒だけれど、
その思いを形にしたときに真反対の行動もありうるということ。
「こんなふうに、本日のお話は、山の頂上はひとつでも、登り口は、登り方は色々あるというお話です」 という前置きをしてから、
「人はそれぞれなのだ」
ということや、
「わが子でさえ、ママと一緒とは限らない」
ということをお話しすると、 ストンとわかってくださるかたが多いようです。
「○○だったら○○するはずだ」という見方は生きづらさを生みやすいよう。
我が子の子育てしかり。
「はて、何をしようとしてるのかな」
「何故こんなことをするのかな」
と、もう一回平たい気持ちで「しかと」観るのはどうでしょう。
ママとは違う考えで、違うやり方で何かをやろうとしているのかもしれません。
みまもりましょうよ。
そのとき、見守るの「見」を観察の観に切り替えてみませんか。
思いがけない我が子に出逢えるかもしれません。
ワークショップ「誰も見たことのない生き物を作ろう」の風景 |
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